Profile
千葉祥子
東京都に生まれ、幼少期をオーストラリアのパースで過ごし国際人としての素地を身につける。青山学院大学卒業後は金融の道へ進む。その後英国のエクセター大学院に留学し、金融専門のMBA(MBA in Finance)を取得。米系投資銀行(ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、リーマン・ブラザース)及びコンサルティング・ファーム(PwCコンサルティング)に勤めビジネスからコンプライアンスまで幅広い経験を積む傍、自己啓発やコーチングも多数学ぶ。2019年12月にゴールドマン・サックスを退職後、エグゼクティブ向けのライフ・コーチとして独立。
【趣味・特技】
ゴルフ、旅行、絵画鑑賞、人と人を繋げること、人をその気にさせること。
【資格】
アラン・コーエン認定 ホリスティック・ライフコーチ
(社)日本適性力学協会認定 ウェルズダイナミクス プラクティショナー
Shoko Chiba
私の思い
My Mission
まず「仕事」に集中して走り出した時代
大学3年生の頃、私は大学卒業後すぐに就職する気はなく、留学の準備に明け暮れていました。そんな折、まさに大学3年生の春休みに家の電話が鳴り、まだ学生の私に告げられたのは、当時アルバイトをしていたアパレル会社が倒産したという驚きの事実でした。
それは大学生の私にとって衝撃的な出来事でした。そしてそれをきっかけに、私はひとまず留学はやめて、先に自分でお金を稼ぐと決め、すぐに就職活動を開始しました。そして、幸運なことに就職活動を始めて2ヶ月後には外資系投資銀行から内定を受けていました。
そうです。私は好きなことをやるために、「まず自分でお金を稼ぐ」と21歳の時に決めたのでした。
「まず自分でお金を稼ぐ」という一心で就職しましたが、実際に仕事が始まるととても面白く、やりがいもあり、たくさんの事を学ぶ機会に恵まれました。そんな毎日は忙しく楽しくもあり、一年一年があっという間に過ぎてふと気づいたら以前心に決めた「好きなことはお金を稼いでから」の「好きなこと」を始めるタイミングがやってきました。
その時、私は初めて「あれ?」と思いました。
「心が喜ぶ」ことを求めて
世界的一流企業からコーチングへ
とにかく忙しく毎日仕事と趣味に追われて過ごしてきてしまったため、21歳の時に心に決めた「心が喜ぶことを人生の中心におく」というライフスタイルにどうやったらシフトできるのか全くわかりませんでした。
友人や会社の先輩などを見回しても、そんな風に生きている人は見当たらず、人間関係も職場環境に対しても大きな不満はなかったものの、このまま毎日を忙しく同じように生きていたら「21歳の私との約束が果たせないまま?」とか「それで後で後悔しない?」という焦りが私の心を支配し始めました。
“自分の才能はどこにあるのか”
“どうやったら会社に頼らないで生きていけるのか”
“好きなことを仕事にするなんて本当にできるのかしら”
“自由な時間を作るようにするにはどうしたらよいか”
“そして、自分の心が本当に喜ぶことは何なのか”
いつしかこんなことを毎日深く考えるようになりました。それまで「好きなことは後でやろう」と、本当の自分の心の声に耳を傾けてこなかったのだと初めて気がついたのです。
そして改めて自分を振り返り、私はたくさんの人から仕事、働き方、プライベートなことについて相談を持ちかけられ、「祥子さんに相談してよかった」、「祥子さんにまた会って話したい」と言われて嬉しかったことを思い出しました。
大学を卒業してすぐ「まずお金を稼ぐ」と決めて何も知らないで飛び込んだ会社では、グローバルな環境における仕事やコミュニケーションの方法、超一流と云われる会社で培った仕事術、プライベートの過ごし方など、そこで学んだことの大きさは計り知れません。
自分の本来の人生の目的に立ち返ったとき、私が“Hard way(厳しい方法)”でやってきたことをお伝えしたら、私と同じように自分の進む先について悩んでいる人の本当の願望達成を実現するお手伝いができると思えたのです。
人生で起きたこと全てに意味があります。そのミッションを早く見つけても遅く見つけてもそれは常にベストなタイミングなのです。
私自身も、自分の心が喜ぶことを実践しようと本当に決めきった日から、人生がすっと無理なく動き始めました。今は毎日ワクワクしながらお客様ご自身の幸せに向かって進んでいくサポートをしています。どんどん変化していくお客様の嬉しそうなお顔を見る度に「不思議な流れではあったけど、このために私はあんなに必死で生きてきたのだ。」と思えています。
そんな人生をみなさんにも送っていただきたいと、私は心から願っています。